密教の本質の仏様の力を借りるにはどうすればよいか?
こんにちは!
今回は、仏様の力を借りるにはどうすればよいかを、解説していきたいと思います。
このタイトルを見たあなたは、聞きなれないことなので、びっくりしてしまうかもしれませんが、難しく考える必要はありません。
あなたも、神社やお寺に行って、
・志望校に合格しますように!
・彼女ができますように!
とか、お願い事をしたことがありますよね?
それと全く同じです。
まさにこれこそが、仏様の力を借りて、願い事を成就させることに他ならないのです。
この、願い事を成就させるということについて解説していきます。
Contents
どのように願い事をするのか?
例えば、合格祈願などでは、ほとんどの人が、「必ず合格しますように」とお願いしているだけだと思います。
これでは、一方的にお願いしているだけで、実は仏様に願い事が届いていないのが現状です。
なぜ、願い事が届かないのですか?と僧侶に尋ねても、一心にお願いすれば叶いますよ。などというような答えしか返ってきません。
そこで、どうしたら仏様に自分の願いを叶えてもらえるか、という方法をお伝えしたいと思います。
心がけなくてはいけない大切なことは2点あります。
①綺麗な魂を持っていて、陽気な心をもっていること
第一に、仏様の救いの手が差し伸べられても、自分の魂が仏様に恥じないような綺麗な魂を持っていなくてはなりません。
綺麗な魂とは、陽気の心を持ち、人に感謝して生きるような心を持つことにより、魂に取りついた邪心を剥がして、前向きに生きることが出来る魂で、その光輝く心を持つことにより、仏様から力を授かることができます。
また、これも勘違いしている人が多いですが、仏様は自分から、我々を救うようなことはしません。
我々が何か行動を起こすことにより、その行いに対して後押しをしてくれるだけです。
陰気な心の魂には、絶対に後押しはしていただけません。

陽気な心を持ちましょう!
リストラされたが、会社に戻ることになった男性の事例
とある奥様が相談に見えて、ご主人がリストラになってしまい、この先どうしたらよいか?という質問がありました。
これに対しての答えは、今まで会社のおかげで働くことができて、生活をすることができたことに感謝の言葉をかけてほしい、と伝えました。
その後、ご主人は、会社での送別会のあいさつで、
「今まで長い間、自分たち家族が生活できたのも、会社で働かせてもらったおかげです!」
と感謝の気持ちを伝えて退職したそうです。
実は、その1年後に、以前の会社よりオファーがあり、社長直々に会社の人事担当として来てほしいとのことになり、結果、給料もほぼ倍にあがりました。
このように人に感謝して生きる心こそが、陽気の心であり、綺麗な魂なのです。
②目標を持つこと
前回の合格祈願を例にすると、ただ、「どうか合格しますように!」とお願いするだけでは、仏様は力を貸してくれません。
この大学に入り、この分野を勉強して、将来このような仕事をして、極めたいので、ぜひこの大学に入学させてください。
というようにお願いすれば、仏様は力を貸してくれます。
自分が何を目標にして進んでいくのかを明確に示すことにより、その思いは仏様に届き、志と大義名分を持てば、仏様はあなたが思った以上に力を貸してくれるのです。
とある地上げ屋さんの話
ある日、私のところに、地上げ屋さんが来たことがあります。
社長からの相談は、とある駅前の一等地を買収して、高層ビルを建てる計画があったが、雑居ビルが多いため、なかなか買収の商談がまとまらないとのことでした。
聞けばなんと、土地を全て地上げできれば、50億円もの利益があがるので、なんとしても決めたい!ぜひ、私の呪術の力で商談をまとめたいとのことでした。
私からのアドバイスは簡単で、志や大義名分を持たない者には、仏様は力を貸してくれませんよ。ということだけでした。
「ここを買収してビルを建てれば、50億円儲かる!」ではなくて、
「ここの雑居ビル群を放置すると、スラム化が始まり、治安が悪くなってしまうので、私が一掃して、新しいビルを建てて、若者を呼べる街興しをするんだ!」という志を持てば、仏様は力を貸してくれますよ、と伝えました。
すると、その4か月後、全て買収に成功しました。
まとめ
今まで解説してきたことをまとめると、仏様の力を借りて、願い事を成就させるには、
・陽気な心を持つ
・志や大義名分を持つ
この2つをもって、行動することが大事なポイントになります。
ぜひ、このことを意識して取り組んでみてください。