失敗や挫折は人生の上で最大の財産です。

失敗や挫折がなければ、人は大きくなれません。

 

よく私のところに

「経営している会社が倒産してしまい、どうしようもなく困り果てているのですが…」

という相談を多く受けます。

 

その時、私はいつも

「それはよかった」

と答えています。

 

「え?なんでだよ」と思う人が多いと思います。

なぜ良いのか?というと、どんな大企業の社長や会長も、若い時には会社を立ち上げて、

1つや2つの倒産を経験しているからです。

色々な苦しい経験があるからこそ、経営のスキルも身につき、大企業の何十万人という社員を抱える社長になれるのではないでしょうか。

もし、18歳の何も知らない少年に、大企業の社長をさせたら、おそらく1ヶ月も持たないで倒産してしまうでしょう。

 

 

もうひとつ例をあげましょう。

18歳のAさんとBさんが東大を受験しました。

その結果は、Aさんが合格、Bさんが不合格でした。その後、Bさんは一年浪人し、一年遅れで東大に合格しました。

そのまま二人が同じ会社に入社し、定年の60歳まで働きました。

そこに共通の知り合いのC君が東大に受験して、不合格になってしまいました。

 

あなたならC君にどんな言葉をかけますか?

 

おそらくAさんは

「何を勉強していたのだ!必死に勉強しないから落ちるのだ!!」

と言います。なぜなら自分は不合格になった経験がないからです。

 

Bさんならなんと言うでしょうか。おそらく

「人生は一年や二年で決まるものではない。本当に東大に行きたいならばもう一度、120%の力で勉強して、チャレンジしてみなさい。自分の実力以上を出して、不合格ならあきらめがつくでしょう。」

と言うと思います。それは自分も不合格になったことがあるので、その人の気持ちがわかるからです。

 

ここで、あなたがC君だとしたら、人生の先輩としてどちらについて行きますか?

私は間違いなくBさんだと思います。Bさんの方が人間としての器が大きいからです。

もちろん、これは例え話なので、現役と浪人でどちらが偉いとかいう話ではないです。

Bさんの方が失敗している分、視野が広く、的確なアドバイスができるということです。

 

このように失敗や挫折が、人生にとって財産であり、肥やしであることに気づいてください。

失敗することが問題なのではなく、失敗から何を学んで次にどう行動するのかに人間の価値があるのではないでしょうか。

ぜひ、失敗を恐れずに前に進んでいってほしいと思います。