こんにちは!
今回は、病気平癒の種類について、少し説明していきます。
密教のことをよく知らない人には、結構難しい内容だと思いますが、具体例を挙げながら説明していきます。
腎不全にて病気平癒のご相談
今回は、腎不全で病気平癒で祈願をお受けした方です。
この方は、私が大変お世話になっている社長さんのお母様なのですが、検査結果がかなり悪いが、呪術で回復させることは可能でしょうかという相談でした。
早速、ご本人の写真と生年月日により霊視してみたのですが、内心かなり厳しいのではと思いました。
実際、現実はかなり厳しくて、集中して術を掛けても、お母様の魂が明るくなるどころか、むしろ暗くなっていってしまいました。
腎臓病の最後は透析になってしまいます。
一生続く透析だけは避けたいという思いから、何か他の方法がないか試行錯誤しているうちに、あることに気が付きました。
それは、今回の腎不全のような臓器回復には、免疫力だけでは治せないということでした。
通常、がんの平癒は行者の「真言と思い」なのですが、これは免疫力をアップさせて癌細胞を消滅させます。
しかし、腎不全のような臓器回復には、免疫力だけでは中々難しく、気が付いたのはいいですが、実際にどうやったら術が掛かるのかが分からず、いろいろな方法を試しました。
すると最後に、臓器回復に関しては、「真言と思い」ではなく、「真言と念」で治るという結論に至りました。
これはちょっとした違いですが、非常に大きな違いです。
そして、その後どうなったかというと、最後の検査の日に、腎臓の数値が良くなり、透析を回避することができました。
この時は、非常に安堵しましたし、改めて、仏様のありがたみを痛感しました。
本当に仏様の力ってすごいです。
お母様の腎不全が治ってから、かれこれ5年が経過していますが、体調は非常に良好で元気にされているとのことでした。
病気平癒には、基本的には大日如来様にお願いするのですが、さまざまな病気に対応するためには、まだまだ難題が多いです。
呪術でお願いする仏様は複数ある
合格祈願などは毘沙門様、金運には三面大黒天など、その願いによってお願いする仏様は違います。
ある時、「なぜ仏様を変えるのですか?」 と言う質問を受けたことがあります。
このお答えについては、すごく簡単です。
病院を思い浮かべてみてください。
内科、外科、小児科など、いろいろな分野に沿って、専門の先生方が対処してますように、仏様にも専門分野があり、ご利益の度合いがかなり違ってきます。
例えば、勝負事で勝つことをお願いする場合、お不動様と毘沙門様に祈願するのでは、成就率が変わってきます。
私の今までの祈願で実感している肌感覚で言うと、お不動様で約60%、毘沙門天様で約80%くらいの成就率です。
毘沙門天様は勝負事の仏様なので、当然の結果となります。
実はこれ、戦国時代の武将が崇拝していた仏様を見れば一目瞭然なのです。
戦いの仏様である毘沙門天様を崇拝していたのは、上杉謙信であり、彼は戦ではほとんど負けたことがありません。
他に有名なところで言うと、金運の仏様である三面大黒天様を崇拝していたのは豊臣秀吉であり、彼は武将の中でも一番金銭的に恵まれていました。
このことから見ても、願い事によって仏様を変えて社寺にお参りすることは、理にかなっているのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
病気平癒といっても、全て同じやり方ではなく、その人の状況に合わせて変えていく必要があるということです。
自分の場合はどうなのか、知りたい方はご相談ください。
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